石垣島「ゆんたくガーデン」

こんにちわ。自称、石垣島自然愛好会！、「ゆんたくガーデン」園長・琉球ジョーです。
今回は新しく当社の自然保護部で作った月会費サークルへのお誘いです！。
自然loveな変態さん大・大・大募集～っ(笑）。※フォトと文面は連動していません。




きっかけはそうですこの記事です！。きっと最初はただの雨だったでしょう。ですが雨は降り続き僕が知らぬ間に鉢には水が一杯たまっていました。本当はボウフラだけが住む迷惑な貯水だったのかも知れません・・・。しかし此処だからこそ起こった現実があったじゃあーりませんか。


そうなんです。以前の平得の事業所8年いたのですが「カエル」は1匹も見たことがなかったのですが、この大川の事業所では引っ越した時から時々鳴き声が聞こえていたのです。大学に入り移り住んだ沼津の寮で初めて泊まった夜、カエルの合唱で眠れなかったことを思い出しました。


それでもこちらの大川に移転した当時は猛烈な忙しさで、カエルの声を楽しんでいる余裕はありませんでした。ところがどっこい、今年度に入ってからはコロナ禍も手伝ってあきれるほどヒマじゃあーりませんか！。年度末が忙しすぎて仕事の仕込みが出来ないツケが来ちゃったのです(泣）。


なので驚異のヒマ時間とオタジャクシに感動しつつ、炎天下に汗を流しながら、小さな生き活きなビオトープを作り続けます。小さくても庭造りに飽きることはありません。今度は平得で出来なかったことを大川でやります！。生き物の小さな楽園作り。皆が生き物を観察しに来るスペースづくり。


庭がある程度整った段階でたっぷり水の入った水鉢を運び込みましたが、鉢自体も相当重たいので腰を痛めないように要注意です。10ｍぐらいの距離ですが2つ運んだらヘロヘロです。そこに大きなサンゴ石を入れ、メイクマンで買ってきた蓮を沈めてみました。




蓮の苗は1つずつしか入れてないのですが、底が見えないぐらいに濁っていた水は1日で透き通るようになりました。これはマングローブ以上の浄化能力ではないでしょうか。しかもすぐに気付いたのですが次々と出ては枯れる蓮の茎や葉がオタマの餌になっていたのです。


初めの頃はかつお節の粉を少し与えていました。ただ数日もすると自然に水苔が生え、それを食べることがわかりました。蓮はさらにいい栄養分のようです。オタマジャクシの生命力おそるべしです。10日もするとついに小さいけれでも手足の出た立派なカエルが登場しました。


そうして元々この子たちを産んだ親カエルらしき成体も水鉢に訪れるようになりました。雨の日はかなりの合唱が聞こえるようになったのでひょっとしたらまた鉢の中に卵を産むのかも知れません。でもそれだと流石に水鉢2つでは足りなくなりそうです。


夜撮った写真です、カエルはやはり夜行性ですね。目の大きさが物語っているように感じます。どうやら元々庭にいたカエルは「サキシマヌマガエル」と「オオハナサキガエル」の2種類ではないかと思います。まだ確定的な同定は出来ていませんが外来種ではないことは確かです。


今回は夢中になってまたカエルのことばかりを書いてしまいましたが、このビオトープが出来てから、それはもう色々な生き物たちが集まってくるようになりました。今回、詳しく書き切れなかったので興味がある方は観察サークルの会費は月500円から募集中。




-----------------------------------------------------------------------------------