2020年04月24日
◎池田卓「不便が残してくれたもの」ボーダインク
こんにちわ。自称、石垣島自然愛好会!、「ゆんたくガーデン」園長・琉球ジョーです。
出版は初めてなのかな。書いた気持ちがブログにありました。嬉しい限りです。東京にいる頃から名前はうっすらと知っていたと思っています。でも名字が池田なのでまさか西表島の中でも秘境というか陸の孤島の出身者とは当時は思っていませんでした。
2009年10月に僕は50過ぎてやっと宜野湾で初の沖縄移住暮らしを始めることになるのですが、移住前に自分が経営していた店の大規模な下水工事による出費があり、移住した時はいい年をして殆ど余力資金がなく外人住宅風の2人用シェアハウスからスタート。
「新島唄紀行」は何と今も続いているらしいのですが、僕が宜野湾に住んだ10年前から聞き始めたラジオ番組でした。勿論、20年前に出来た「島の人よ」は八重山でも語り継がれる名曲となっていますが、兎に角僕は地元愛の深い静かな彼の語りが好きでした。
卓ちゃんの語りが素晴らしいのは始めて行った石垣島のライブでも一緒でした。僕は「自然」をありのままに語るという芸能人を殆ど知りませんでしたが、もう彼の語りを聞いて歌を聴くと全てが納得してしまうのでした。僕が欲しい思いを彼は全部伝えてくれていました。
もう7年も前になるんですね。「第7回の船浮音祭り」に行くことが出来ました。そしてずっぽり填まってしまいました。あれから船浮には何回行っているでしょう。ふなうき荘にも泊まって、お母さんの船浮での人生を爆笑の許にお伺いしました。すごい母ちゃんでした!。
第一章 : 不便が残してくれたもの P9 - 58
第二章 : 自然と共に P59 - 102
第三章 : 船浮の生活 P103 - 156
第四章 : 八年ぶりの「こいのぼり」 P157 - 218
悔しいですが、今年はコロナウィルスのために「船浮音まつり」も中止になってしまいましたが、その分本を読ませてもらいました。ラジオとかライブでのMCとはまた違う印象も受けました。これに本人の語りがあれば自然豊かな島暮らしの臨場感が相当伝わるでしょう。
「ないことを知るすごさ」よりP29~ 僕は便利な場所、便利な世の中にこそ「不便」が多く潜んでいると思っています。離島は不便だけど、どっちが不便を感じる場所かと言うと、便利であることが当たり前になった都会の方が不便を感じるのではと思います。
「ウミガメの故郷」よりP90~ ウミガメは3回に分けて砂浜に卵を産み、その周期が決まっているのです。人間は明らかに、地球上で一番「鈍感」な生きものです。その鈍感な生きものの判断で、地球の環境はどんどん変わっていっています。
「あたりまえと有難い」よりP122~ 「人にあったときはまず、お礼を言うことがなかったかを考える」「誰かが困っているときは、率先して手を差し伸べる」。贅沢が出来なかった昭和の時代はどこにでもあり、何より大切にしてきた美しき習慣がこの島には残っています。
「健康第二」よりP216~ 戦争の悲惨さ平和の尊さを「体験談」として教わって来た世代です。もっと色々なことを知り、もっと深く考えていかなければなりません。「無いものねだりより、あるものに感謝する」。まずは「平和」であることに感謝することから、始めませんか?。
ちょっとだけ不便な島に住んでも、都会で生きていると言うのが、実は全く生きていないということが分かります。僕は自然豊かな方が便利よりも好物のようです。今では工具も全部揃えて庭の整備も、瓦の修理も自分でやります。さあ台風対策をまた楽しむとしますか(笑)。
タイトル : 不便が残してくれたもの
「西表島・船浮からのメッセージ」
著 者 : 池田 卓
発行所 : 有限会社ボーダーインク
発売日 : 2020年3月23日 初版第一刷
価 格 : 1870円税込み
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とうとう卓ちゃんが本を出しました
出版は初めてなのかな。書いた気持ちがブログにありました。嬉しい限りです。東京にいる頃から名前はうっすらと知っていたと思っています。でも名字が池田なのでまさか西表島の中でも秘境というか陸の孤島の出身者とは当時は思っていませんでした。
北谷の近くの宜野湾伊佐で沖縄移住をスタート
2009年10月に僕は50過ぎてやっと宜野湾で初の沖縄移住暮らしを始めることになるのですが、移住前に自分が経営していた店の大規模な下水工事による出費があり、移住した時はいい年をして殆ど余力資金がなく外人住宅風の2人用シェアハウスからスタート。
池田卓の「新島唄紀行(ラジオ沖縄)」のテーマ曲「島の人よ」
でも、それは決して悪いことだけではなかったのです。初めは中古の自転車すら買えず、昼は毎日歩いて北谷の「アラハビーチ」まで散歩していました。当然、夜は飲みに行くことも出来ないので、ラジオ沖縄をずっと聞いていました。そこで彼をより知ることになったのです。初めて手に入れたのがベストアルバム「凪」
「新島唄紀行」は何と今も続いているらしいのですが、僕が宜野湾に住んだ10年前から聞き始めたラジオ番組でした。勿論、20年前に出来た「島の人よ」は八重山でも語り継がれる名曲となっていますが、兎に角僕は地元愛の深い静かな彼の語りが好きでした。
彼の番組を聴いて船浮の前にliveに
卓ちゃんの語りが素晴らしいのは始めて行った石垣島のライブでも一緒でした。僕は「自然」をありのままに語るという芸能人を殆ど知りませんでしたが、もう彼の語りを聞いて歌を聴くと全てが納得してしまうのでした。僕が欲しい思いを彼は全部伝えてくれていました。
2013年4月21日(土)やっと憧れの船浮に到着!
もう7年も前になるんですね。「第7回の船浮音祭り」に行くことが出来ました。そしてずっぽり填まってしまいました。あれから船浮には何回行っているでしょう。ふなうき荘にも泊まって、お母さんの船浮での人生を爆笑の許にお伺いしました。すごい母ちゃんでした!。
それでは本の内容を各章から一つだけピックアップ
<不便が残してくれたもの>
無いものねだりよりあるものに感謝する
無いものねだりよりあるものに感謝する
第一章 : 不便が残してくれたもの P9 - 58
第二章 : 自然と共に P59 - 102
第三章 : 船浮の生活 P103 - 156
第四章 : 八年ぶりの「こいのぼり」 P157 - 218
悔しいですが、今年はコロナウィルスのために「船浮音まつり」も中止になってしまいましたが、その分本を読ませてもらいました。ラジオとかライブでのMCとはまた違う印象も受けました。これに本人の語りがあれば自然豊かな島暮らしの臨場感が相当伝わるでしょう。
第一章 不便が残してくれたもの
「ないことを知るすごさ」よりP29~ 僕は便利な場所、便利な世の中にこそ「不便」が多く潜んでいると思っています。離島は不便だけど、どっちが不便を感じる場所かと言うと、便利であることが当たり前になった都会の方が不便を感じるのではと思います。
第二章 自然と共に
「ウミガメの故郷」よりP90~ ウミガメは3回に分けて砂浜に卵を産み、その周期が決まっているのです。人間は明らかに、地球上で一番「鈍感」な生きものです。その鈍感な生きものの判断で、地球の環境はどんどん変わっていっています。
第三章 船浮の生活
「あたりまえと有難い」よりP122~ 「人にあったときはまず、お礼を言うことがなかったかを考える」「誰かが困っているときは、率先して手を差し伸べる」。贅沢が出来なかった昭和の時代はどこにでもあり、何より大切にしてきた美しき習慣がこの島には残っています。
第四章 八年ぶりの「こいのぼり」
「健康第二」よりP216~ 戦争の悲惨さ平和の尊さを「体験談」として教わって来た世代です。もっと色々なことを知り、もっと深く考えていかなければなりません。「無いものねだりより、あるものに感謝する」。まずは「平和」であることに感謝することから、始めませんか?。
今回も年下の彼から学び、感じることが一杯でした
ちょっとだけ不便な島に住んでも、都会で生きていると言うのが、実は全く生きていないということが分かります。僕は自然豊かな方が便利よりも好物のようです。今では工具も全部揃えて庭の整備も、瓦の修理も自分でやります。さあ台風対策をまた楽しむとしますか(笑)。
<出版情報>
タイトル : 不便が残してくれたもの
「西表島・船浮からのメッセージ」
著 者 : 池田 卓
発行所 : 有限会社ボーダーインク
発売日 : 2020年3月23日 初版第一刷
価 格 : 1870円税込み
HP :旅行・移住の仲間作り(^^)/はゆんたくガーデン