こんにちわ。自称、石垣島自然愛好会!、「ゆんたくガーデン」苑長・琉球ジョーです。
今回は
「日本自然保護協会」発刊の機関誌2023/1・2月合併号の特集から考察した記事となっています。苑長は「
自然観察指導員」に登録しています。
最近気になる品揃え
皆さんに質問があります。最近スーパーには行かれてますか?。僕は週に3日以上はイオン系のスーパーに食材を買いに行くのですが、気付いたことがあります。価格の高騰?、いえそれだけではありません。特に加工品なのですが種類が減ってませんか?。原材料に何か起こっているような・・・。
気になるタイムリーな特集記事
今年から頻繁に石垣島の崎枝と言うところで田んぼ通いをしているので非常にタイムリーな特集「日本の農業と生物多様性」でした。自分は介護保険料納付の年齢となり、終活1年生となったので、自分のことはいいとして、今後の日本の食糧事情を大変危惧しています。
農業って砂漠化を招く悪者?(写真:環境省)
海外ではよく農業は農地を確保するために樹木を伐採して森を破壊し、砂漠化させてしまうという側面もあって、食糧確保のために兎に角耕作すればいいわけではなさそうです。農業は適正地と農法が大事なようです。日本はその点、水に恵まれていたので何とか農業がやってこれたと感じます。
食料自給力も下がってるって知ってる?
そんな自然に恵まれた条件下にありながら日本の農業は縮小しています。まず日本の食料自給率は38%と言われています、実際にはもっと低いという東大の教授の方もいます。農水省では食料自給力にも注視しているようです。有事になって輸入食料が入ってこないと・・・。
政治評論家・森田実さんが出したコメント
「人類は、自然に勝ち自然を克服するという傲慢な態度を根本から反省し、自然と共存する道に転換しなければならない。具体的にいえば、工業中心社会経済はもはや限界であり、自然と共存する農業中心社会への大転換に着手しなければならないのである。」個人的には同感です。
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生態系サービスという視点
さて、それでは記事に添って日本の現状を見てゆきましょう。農業は1961年がピークで現在農作地は約169万ha減少しているそうです。耕作放棄地も増え続け、元来あった農地が育んだ生態系サービスも失われていっていると記事は訴えています。ではそれらは取り戻せないのでしょうか?。
約3.6haの耕作放棄地が水田に
今田んぼ体験をさせて頂いている石垣島の水田も耕作放棄地でしたが、それが見事に現在11枚の田んぼになっています。既に有機農法で1回目の収穫は終えています。そして少しづつ生き物の種類が増えている実感があります。リアルに農業生態系の再構築を見ています。
水が豊かだと生き物は返ってくる
個人的には栽培よりもそちらの方に興味が惹かれているので、これからは生き物達の写真を撮って行きたいと思います。兎に角、我が事業所の庭の
小さなビオトープにも生き物は増えているので楽しみです。ひょっとしたら石垣島では絶滅したと言われているタガメなども戻ってくるのでしょうか?。
求めているのは心の自然
日本の場合は元々湿地だったところが水田に改良されてきたようで、元々沢山の生物がおり、生態系が出来上がっていました。だから農地の消失は生態系の消失にも繋がっています。取り戻したいのは食料確保だけではなく、生物多様性が魅せる心に染みる自然の美しさと営みです。
いまからでも遅くはない
今回は15Pにも及ぶ記事の中身をとても取り上げることは出来ません。記事には農薬のことにも触れています。やっと石垣島の農業も農薬天国から少し離脱してゆけそうな気配があります。無農薬農業へと少しづつシフトして本当の意味で美味しいお米作りを実現して行きたいと思います。
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