◎【告知】名蔵「サニズ(浜下り)」 みんなで浜に行きましょう!

琉球ジョー

2020年03月21日 08:00

こんにちわ。自称、石垣島自然愛好会!、「ゆんたくガーデン」園長・琉球ジョーです。

海開きも終わっていよいよ海のシーズン

皆さんこんにちわ。コロナウィルスしぶといですね~。この南西の石垣島まで影響が出てますよ~。いつも楽しみに行っていた西表島の「船浮音まつり」も今年は中止なってしまいました。とってもガッカリです。でも島にいる皆さん、せめて文化探訪しに行きませんか?。

皆で名蔵アンパルの干潟へ行きませんか?

旧暦の3月3日(3月26日)はサニズです。サニズってご存知ですか?。女性達はご馳走を持って、海に行きます。そして海水に体を浸して身を清めつつ、潮干狩りなどを楽しみながら健康を祈願します。基本的には大潮の干潮時に行われる女性のための行事の様です。

3月26日、午後の干潮は14:42頃かな~

サニズという厄除け行事は元々は男子禁制だったそうです。昔、女性だけが家の神様や仏壇に供物し、祈りを捧げてから海に向かいました。いつからか男性も一緒に浜へ行き、そして家族で潮干狩りをするようになっていて、一家交流の行事に変遷したようですね。

由来となったこんな逸話を覚えておきましょう

<サニズの由来:「蛇婿入り」の話し>
昔、とある女性のもとに夜な夜な通う一人の美男子がいました。やがて女性は男性の子を身ごもるのですが、女性は男性のことを何も知りません。そこである日、針に糸を通し、いつも通り夜明けに帰っていく男性の衣服の裾にその針を刺しておきました。女性は裾につけた糸をたぐり追いかけてみました。
すると、洞穴の中へと辿り着きました。、そこにいたのはなんと男性ではなく巨大な蛇だったのです!。女性は恋しい男性が大蛇であったことを嘆き、海へ向かい潮に浸かり身を清めました。すると女性の体から沢山の蛇の子が流れ出たということです。身を清めたことで邪(蛇)を流したと言うことでしょうか・・・。但し、この話しには色々なパターンがあるようですのでお調べ下さい。


潮干狩りに行くなら伝統のお勉強も

ちょうど今、スマムニ部会ではアンパルのカニの唄「アンパルーヌ・ミダガーマ・ユンタ」というユンタ(=労働歌)の歌詞を勉強しています。大昔、カニを擬人化して作ったユンタです。折角ですので「やいま村」にあるマングローブでこの歌に登場するカニ達を探しましょう。

子供達が歌うアンパルヌ・ミダガーマ・ユンタ(目高カニの歌)

と言うことで、当社の「文化保護部」としては、スマムニ講師の東大浜隊長の呼びかけの元、「やいま村」訪問の後に、みんなで名蔵アンパルに行って「サニズ(浜下り)」を一緒に経験しましょう。平日だけど子供達は春休みで沢山来てるかもですね~?。

海辺で食べると美味しいよね~

みんなで浜でお弁当を食べて文化のひとときを過ごしましょう~。こちらから大きなビニールシート持って行きます。でも出来れば貝やカニは昔から比べると激減してるらしいので、取って観察したらまた逃がしてあげましょうね~。お仕事オフの方待ってます!。


<ゆんたく浜下り(サニズ)体験>

 開 催:3月26日(木) 10:00
 集 合:「やいま村」駐車場
 住 所:〒907-0021 石垣市名蔵967-1
 開 催:3月26日(木) 10:00
 内 容:やいま村(マングローブ木道散策)→名蔵湾
 会 費:やいま村入場料・実費
 講 師:東大浜剛(ひがしおおはまつよし)
 連 絡:080-3981-5474 (事務局:大倉)
 持ち物:雨具(カッパ・着替え)・タオル・水筒・お弁当・バケツ・
    シャベル・貝採りクマデ・ビニール袋・濡れてもいい靴
    (ビーチサンダルなどはお勧めしません)
 注 意:お酒を飲む人は各自で帰宅の手配をして下さい。
 


最後にランキングにご協力を!。

ご拝読ありがとうございました~(^o^)/
-----------------------------------------------------------------------------------
HP :旅行・移住の仲間作り(^^)/はゆんたくガーデン
-----------------------------------------------------------------------------------

関連記事