石垣島「ゆんたくガーデン」

こんにちわ。自称、石垣島自然愛好会！、「ゆんたくガーデン」園長・琉球ジョーです。


今日は朝から僕が移住してから8年近く住んでいる平得（ぴさいむら）の種子取祭でした。最初から最後まできちっと見たのは2回目です。以前はオバァと古民家に移った翌年の正月に一緒に見たなぁ・・・と思うと何となくしんみりしてしまいます。




今回も多田浜御嶽で行われた「ユーニガイの儀式」から観に行きました。これも二度目です。多田浜は八重山最高神職の大阿母「多田ブナリ」が、首里から戻る際に遭難してしまいベトナムに辿り着き、島に戻る時に五穀の種子を持ち帰った場所ということらしいです。


五穀の種を得た縁起のよい浜ですが、以前より人が少ないように思いました。今回は天候のせいもあったかも知れません。僕も「ハマカザ」の冠を頂き、厳かに祭りに参加することになりました。ぴさい村に8年近く住んでやっと住民になれた気分です。



竿頭が豪華な飾りではなくて「稲穂」であることに初めて気がつきました。やはり豊年祭とは違うのですね。さて、大阿母御嶽に着いていよいよ奉納神事の始まりです。今回も中山市長が来られていました。空は曇天ですが幸い雨が降る気配もなく、人が集まって来ます。












公民館長の主催者あいさつ、市長などの来賓の祝辞が終わり、まずは木遣りの奉納踊り2枚からスタートして、種子取節（たなどぅいぶし）」（婦人会）～平得青年会余興まで一気にお届けします。一番最初のプログラム（拡大可）をご参照下さい。



そして最後は平得愛馬会による恒例の「カタバル馬」。昔は農業のため多くの家で馬を飼っていたらしく、また平得では娯楽として美しさを競う競馬を開いていたということです。沖縄は本当に地域に根ざした伝統的に続く神事で浄化されてると沁々思う次第です。

-----------------------------------------------------------------------------------
-----------------------------------------------------------------------------------