2012年11月07日

映画「恋しくて」2007年

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当時の「恋しくて」の映画フライヤー
恋しくてフライヤー

今日はちょっちゅ懐かしい映画の紹介です。先日石垣島が舞台の「サンゴレンジャー」なる映画の試写とか見ちゃったから、ついつい石垣島が舞台の映画をゲオで探してしまいました。そういえば未鑑賞!。約5年前の2007年の作品。監督の中江裕司氏は粟国島を舞台にした「ナビィの恋」をヒットさせた監督。1960年生まれなので、僕とほぼ同世代。京都生まれなのに琉球大学農学部卒とな!。80年の琉球大学入学と共に沖縄移住。で、今回の作品はほぼ全編、石垣島。八重山ラバーズは是非ご覧あれ!。日常の島の光景がリアルに浮き上がってるさぁ。しかし、いきなり女子高生の下着姿からスタートってなにか(笑)。

いやー笑顔が吸い込まれるようでした
山入端佳美

主演の山入端佳美(やまのは よしみ)ちゃんは1990年沖縄県生まれ。この時、高校1年生。オーディションで一般の高校生3500人の中から、沖縄らしさとあどけない笑顔でヒロイン「加那子」役に抜擢!。中学校から沖縄剛柔流空手道を習い始め、初段の腕前、その片鱗は映画の中でもしっかり魅せてくれます。一昨年の「女タクシードライバーの事件日誌」高橋惠子さんの娘役で出演などで今も頑張ってるみたい。

恋しくてシングル
シングルCD

勿論、タイトルは1990年3月21日発売のBEGINのデビューシングル「恋しくて」から。み~んな知ってますよね。更に石垣に住むと近頃BEGINはもっと身近な存在になってくれてますからね。石垣島の観光大使だったり、近年では「うたの日」コンサートを地元石垣島にて盛り上げてくれてます。最初のCDジャケットでこんなんでしたか?。

音楽を通して恋が芽生える高校生
恋する二人

遅れましたが内容にもちょっちゅ触れましょうねぇ。主軸は「若き高校生の恋愛物語り」です・・・。元々は学園祭のために組んだ素人学生バンドが徐々に成長して、都会にまで進出していくようになります。そして男子ボーカルの栄順とバンドの紅一点で彼女の加那子は離ればなれに・・。BEGINのサクセスストーリーかなと思いました?。でも実際にBEGINの島袋優氏は恋しい想いを振り切って当時の彼女と別れて旅立ったようです。勿論ラストには本人達が出演して主題歌の「ミーファイユー」を歌って幕が降ります。ホロリとさせられるのは、地元に根ざした家族愛だったり、友情だったり、木訥とした恋愛だったり、それが島の風景と融けていると都会の面倒臭い関係とは全く違ったピュアーな感動が味わえます。不思議なことに僕も移住してからとってもこういう感覚が当たり前になってきました。

迫力のある闘牛シーンやアンガマ
闘牛

アンガマ

ドラマの中には島の闘牛やアンガマも出て来て八重山の文化も満載。しかも凄いのは訛りは勿論方言も結構てんこもり。いやぁ~いいですよ、字幕入っていてもいいから、ローカルな映画はこうでなくてはいけません。

武下和平さんは三線の名手でもある
竹下和平

ちなみに加那子の母親役澄子にジャズボーカリストの与世山澄子さん。奄美大島で登場するオジイ役は”百年に一人しかでない島唄の唄者”と名声高き武下和平さん。他に宮古島歌謡の第一人者、国吉源次さんなども出演している。

見終わった後は、「涙そうそう」を見た後と同じ感傷がありましたが、音楽がバックボーンの映画はちょっと辛かったりします。笛から始まってピアノとかギターとか色々やってみたけど、ま~ったく楽器のセンスがなく全て挫折、家系かなぁ(;O;)。基本的に音符が無理!。で、四十も過ぎて三線も習い始めたら面白くなり始めた頃に骨折して挫折。今も「ゆんたくガーデン」には弾き手のいない三線が二本ありますよ。誰か三線教室やってくれんかね~。と、言うことで、石垣島が舞台の映画をご紹介しました。

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Posted by 琉球ジョー at 23:52 │映画・テレビ・観劇