船浮出身「池田卓」:石垣島「ゆんたくガーデン」

2012年09月15日

船浮出身「池田卓」

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こんにちわ。自称、石垣島自然愛好会！、「ゆんたくガーデン」園長・琉球ジョーですびっくり

。

みしゃろるね～ら～。今日は二ヶ月ほど前(7月6日）に行ったライブのことを書きたいと思います。出演者はそう「池田卓」君でした。年下だからスグル君でいいかな。イメージも話しやすそうな気軽な兄ちゃんそんな感じ人です。でも、内地の人だと彼のことをどのぐらいの人が知っているだろう？。

実は恥ずかしながら僕も沖縄に結構通っていたわりには、彼のことを知ったのはすごく遅かった。むしろ切なげな島唄「島の人よ」を先に知っていて、その唄者（うたじゃ）が誰だろうと思ったら彼だったわけだ。

「すけあくろう」はユーグレナモールにある小さなライブハウス

＜以下MIXI転載です＞
突然に知ったライブ情報だったのであらかじめ誰かを誘うことも出来ずに、一回しか行ったことのない「すけあくろう」なるライブハウスへ駆けつけました。どうしても彼の生の声を一度聞きたくて・・。沖縄で好きな女性唄者なら「上間綾乃」！と即答するけど、沖縄で一番好きな男性唄者は誰？と訊かれれば、間違いなく「池田卓」！と即答します。「きいやま商店」ファンゴメンなさい(笑)。
http://www.suguru-i.jp/top.html

宜野湾時代も何度かライブやら「船浮音楽祭」に行ける機会はあったのですが、その時に限って行事が入ってしまって空振りばかり、沖縄移住して3年にもなろうとしているのに、やっと辿り付けたという感じでした。
しかも石垣でのライブは３年ぶりだったそうです。こじんまりとした店で彼の故郷の船浮に近い石垣島で聞けたことは僕にとって本当に感動ものでした。

実はかなりソワソワして店に早めに着いてました

ラジオではROK （AM864）「池田卓の新島唄紀行」毎週火曜日　22:30～23:00のパーソナリティーを勤めていて、僕も「琉球珊瑚」という名前で投書していました。二回ぐらいしか読まれていませんけど～(^_^;)。
身近に感じていた彼の歌の説得力は勿論のこと、木訥として切れ味鋭いＭＣは本当に僕みたいな言葉知らずの「暑苦しい環境オジサン」(笑)の何十倍もの説得力があります・・。彼は真に自然と人を繋ぐインタープリター・ミュージシャンであると、語りを聞きながら改めて確信した次第です。

勿論、都会育ちのオジサンは見習ってもスグル君にはなれないわけですが、年下の彼から教えられることは、きっと今までの人生の中でもトップクラスの環境教育のような気がしています。彼の真摯なまでに故郷と自然環境を愛する姿勢は終始一貫していて、全くぶれることがありません・・。語り口の包み込むような優しさが本当に失われてゆくものの大切さを伝えてくれます。いい師匠がいてくれるというのは嬉しいことです。少しでも前に進めますからね。これは是非ライブで体現して欲しいです。

彼が大きな世界ではなくて「船浮」という地場で生きるといこうとを宣言したことも実は淒いことではないかと思っています。便利な都会、それはそれでいいのかも知れません。ただ便利が何処にでもあればいい画一化された世界しかなくなったらそれはどうなのでしょう？。愛すべき郷土、それを持てることは本当に幸せなことですし、その心の有り方もまた感慨に至るところです。兎に角、勝手に身近に感じていたスグル君ですが、ライブＭＣの一言一言の重さは彼でなければ語れない言葉でした。やっぱりラジオよりライブってことですね。

お願いして一枚、僕のために撮らせてもらいました。