石垣島「ゆんたくガーデン」

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はい当日のブログを書くのは結構久し振りかも知れません。連日の慌しさで、心臓もバクバクし始めましたが、頑張って書いて今日は午前様になる前にバタンキューと寝てしまおうと思います。

昨日は友人の船上結婚パーティーがあったぜぃ！。ダイビングサービス大城の超高速ゴージャスクルーザー「スーパーダイアナ号」に35人ぐらいの人が乗ったぜぃ。ワイルドだろう？。初めての経験だったぜぃ。よかったぜぃ。残念ながらちょいと空が曇ってたぜぃ。でも洋上で飲むビールはやっぱり、最高！！。二次会は「桃　園」という中華料理屋さんで、三線ライブで盛り上がったぜぇ。でも長引き過ぎてちょいときつかったぜぇ。



さて、閑話休題。9時半から「（社）IPNET-Jインタープリテーションネットワーク・ジャパン」（沖縄石垣市での初めてのＳＩＰ養成講座）による「スクールインタープリター」の講習会が始まりました。二日酔いでしたが一番乗りで環境庁の「国際珊瑚礁モニタリングセンター」に辿りつきましたよ。この会場には「オオヒキガエル捕獲」やら「サンゴの研修」「イノーのコーラルウォッチ」やら、この一年でもう４～５回は来ています。とても落ち着けるいい会場です。

ところで皆さん「インタープリター」って何だか知ってますか？。自然ガイドの心得としては知っておいた方がいい考え方「インタープリテーション」を実践する人ですが、簡単に述べると「自然と人との仲介をして自然解説を行う人」のことです。今日の講習会はスクールインタープリターですので、主に小学校などの特別授業などで、生徒達に自然の素晴らしさを伝えることが出来るようにするためのお勉強会でした。
ちょっと告知が行き届いていなかったのか、参加者は４名でした。授業料が９千円ですので、恐らく２名の講師の方の那覇からの交通費にも足りてないのではと案じてしまいましたが、参加者が少ないお陰で、大変リラックスしてじっくり学ぶことが出来ましたし、帰るまでには受講生同士も打ち解けて歓談も出来ました。



講義は午前中から野外に出て、まずは講師の方より、どういったものかを実際にやって頂きました。つまり僕達は幼稚園性か小学生の生徒役ということですね。野外と言ってもすぐそばの空き地を利用するわけですが、始めは「ええ、此処で？」って感じでした。
空き地で自然観察になるの？というのが正直な感想だったのですが、この空き地を何度も利用しているうちに、後からすっかり考え方が変わります。講義の具体的な手法については、団体の要諦になりますので控えておきますが、本当に小さな空き地ですが、石垣ならではの体長2センチほどの小さなイワサキクサゼミやら、羽を拡げて花に留まるイシガキチョウやら、細く美しいナナフシやら、ルリハコベその他の小さな植物達にも様々な特徴を見ることが出来て、それが感動に変わってゆくのです。実際に僕達も新鮮な目を持つ子供に戻ったような気分でした。

インタープリターにとって大事なことは、まず自然との触れ合いを必要とするテーマを与えてあげること。そして参加者を楽しませたり、参加者の主体性を引き出したり、進行状態を楽しくする能力が求められます。まさにこれを体現してきました。この体現が今度は次の人へ「自然が大事であること」への思いに繋がってゆくのだということですね。うーん意外と奥が深かった。



じゃ、僕も石垣島の小学校に行って講義をするのかですって？。いえいえ、僕はとても沢山の子供さんの相手が出来るような器でないことは、自ら明々白々ですので、「時の旅人プロジェクト」で古民家を借りることが出来たら、そこを会場にして、旅行者の方に石垣島の自然をプレゼンテーション出来ればという思いで参加しました。元々それが石垣に移住に際しての夢でしたからね。形は違えどそれでもインタープリターの役割は果たせるかなと思います。
勿論、今のガイド業にも必ず生きてくるぞ！と、講義を受けて確信した次第です。石垣島のインタープリターはまだ４名ですから頑張って下さい！なんて言われると燃えるしなぁ。



まだまだ、沢山の優秀な先輩ガイドが石垣にもおられますので、食べてゆくのは至難の業ですが、兎に角、今は苦しくても専攻投資が欠かせません。でもストレス解消のために夜な夜な明け方まで酒かっ食らっているより遙かに活き活きな生活です。今後ともちばるぞ～。では、また明日！。

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